鳥糞トラップの組み立て方のマニュアル

version 1.0 (2004.07.12修正)


1)設置場所を決める
 森林内では鳥が食べる果実がなる木の下は避けます.なぜなら,その木自体に誘引効果があるからです.なるべく平らな場所であることが望ましい.

2)疑似果実つき止まり木の組み立て
 長い木の棒と短い木の棒を中央で十字に組みます.中央の穴に銅の針金(長い1本)を通して,ぐるぐる巻いて,固定します(木工ボンドがあれば,十字の部分の隙間を充填する).疑似果実の柄の針金を十字の中央に一周回してねじって固定します.支柱との接続用のT字の塩ビ継手を止まり木の両端にとりつけ,木ネジで固定します.



3)トラップの組み立て
 白いプラスチックのパイプ(太くて長いもの)3本を同じ材質の細くて短いパイプで継いで,丸い輪にします.それを三角錐の形をした白い網に通します.できたら,設置場所の地面に置きます.



4)支柱を立てる
 トラップの外縁の4方向(90度ごと)に,支柱(塩ビのパイプ)を立てます.支柱は地面に垂直に,しっかりと固定します.地中に10〜20センチメートル程度差し込めば十分です.4本のうち2本の塩ビパイプは同じ高さになるようにします.

5)支柱にトラップを固定する
 銅の針金(短い4本)をつかって,トラップを支柱に固定します.支柱には2つ穴があいていますが,その低い方を使ってください.

6)支柱に止まり木を固定する
 同じ高さの2本の支柱を使って,疑似果実つき止まり木を固定します.取り付けた後,止まり木が地面に対して水平でない場合は,木ネジを緩めて傾きを調整します.水平になったらネジを締めて固定します.


6)最終調整
 疑似果実のビーズを適当に広げて目立たせます.トラップが風に吹かれても大丈夫なように,中にオモリとして石を2〜3個入れます.

7)回収
 2〜3週間に1度内容物を回収します.枯葉などが少なければ,その場で種子を選別してもよいでしょう.枯葉が多ければ,紙袋などに入れて,室内で自然乾燥させてから,種子を選別します.種子はジッパーつきのビニル袋に入れて回収の日付を書いて保存します.